MilanoSalone2025に出展しました!
2025年4月、世界最大級の国際家具見本市**ミラノサローネ(Milano Salone)**にて、
沖坤は山内デザインの協力のもと、「Hall 7 / Booth D30」に出展いたしました。
今回の展示では、沖縄の海で白化し枯れてしまったサンゴを再利用した素材を用い、
「使って、育てる」という循環の思想を込めたプロダクトを発表。
素材の可能性と環境への取り組みを、世界に向けて提案する機会となりました。
■ サンゴ由来の素材 × デザイン
今回の展示では、枯れたサンゴを再利用した素材を用いた
色鮮やかな天板のスツールを発表。
この作品は、沖坤が開発したサンゴ建材をベースに、山内デザインと共同制作したものです。

■ 世界が注目した「使って、育てる」
ヨーロッパを中心に、来場者から特に大きな反響があったのが、
「使うことで終わりではなく、使うことで次のサンゴを育てる」という
沖縄発の循環型コンセプト。
なかでもイタリアの来場者は、サンゴ礁の保全や自然素材の活用に対する意識が高く、
私たちの取り組みに深い共感を寄せてくださいました。

■ サンゴを活用しながら、再生にもつなげる
沖坤は、サンゴを素材として活かすだけでなく、
サンゴの養殖や保全活動応援にも取り組んでいます。
素材としての命を終えたサンゴを建材として使うだけでなく、
そこからまた新しいサンゴの育成につながる──。
それが、私たちが目指す「使って、育てる」という考え方です。

■ ご来場ありがとうございました
多くの方々にブースへお越しいただき、
日本・沖縄の素材と思想に触れていただけたことを、心より感謝申し上げます。
これからも、自然と共生するものづくりを通して、
持続可能な未来に貢献してまいります。