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ダクタルとは?

反応性微粉末を使用した無機系複合材料技術

ダクタル(「DUCTAL」:登録商標)は、全く新しい革新的な「反応性微粉末を使用した無機系複合材料技術」です。ダクタルはセメントをベースとする技術でありながら、コンクリートと比較してあらゆる面でワンランク上の性能を実現しています。これにより、従来のセメントやコンクリートの常識では考えようもなかった新しい用途・用法への利用を可能にしました。

ダクタルプレミックスはセメントを基材として珪砂、反応性微粉末などの厳選された各種構成材料を使用し、厳重な品質管理体制のもとで製造されます。このダクタルプレミックスと専用繊維、専用減水剤を組み合わせて使用することにより、ダクタルの優れた性能を100パーセント実現することができます。

■ダクタルフルプレミックス DUCTAL FULL PREMIX

ダクタルの物性 Physical Properties of DUCTAL

■曲げたわみ曲線の一例

■蒸気養生温度と圧縮強度の関係

ダクタルの経済的効果 Economy by DUCTAL

■鋼材にも匹敵する性能をより低コストで実現

・軽量化 梁の設計結果 ・省スペース化(コンパクト構造)

・長寿命

・メンテナンスコストの低減

・補強鉄筋のない構造部材の可能性

・一般的なコンクリート製造設備での製造が可能

ダクタル梁はH型鋼と同じ桁高、重量で同じ曲げ耐力の梁を設計できます。

■梁の設計結果(設計曲げモーメント150kNm)

ダクタルの様々な分野での可能性

■ダクタルフォーム(土木用埋設型枠 35㎡ t=20mm)

ダクタルフォームは薄肉、高強度かつ高い耐久性を兼ね備えた土木用埋設型枠です。特に、沿岸部での高い耐海水性が要求される部材については、ダクタルフォームを採用することで、従来より更に高い耐久性を実現することが可能となりました。また、高強度で薄肉化が計れることで、型枠の軽量化、省力化が可能となりました。(財)土木研究センター 建設技術審査証明 建技審証第0124号

■グレーチング

耐摩耗性、高耐久性を有しており、鋳鉄製品に比較して軽量であり、総工事費を低減できます。

■ルーバー (全長3600m、最厚部35mm)

コンクリート系材料では製作が困難なルーバー形状でも、ダクタルを用いることにより製作可能となります。

■側溝蓋 (中央部t=30mm、両端段差部t=20mm)

道路用側溝蓋やケーブルピット蓋など従来のRC蓋に比べて肉厚が薄く軽量化が可能となり施工時の負担も軽減されます。